入社15年目 技術部 測量調査チームの廣原です。
10月にドローン講習会に参加し、民間の認定資格を取得してきました♪
ドローンを飛行させるために、現在免許や資格は必要ありません。
(今後、免許制度の導入が検討されているとのこと)
ただし、飛行に伴う正しい知識(航空法など)や操縦技術を身に付けることは、
第三者への危害防止やプライバシー侵害防止などのマナーやルールを守る行為に繋がります。
飛行ルールを知らず、勝手に飛ばすと罰則を科せられることも。
実際には、飛行前に飛行許可申請を行い、許可を得てからの飛行となります。
(認定資格があると申請に有利)
無人航空機(ドローン)の定義
1.空を飛ぶ
2.人が乗れない構造
3. 遠隔操作or自動操縦
4. 総重量200g以上(200g未満は、模型航空機に分類)
無人航空機の飛行ルール
1.飛行禁止区域(飛行させる場合は、国交省への許可が必要) 空港周辺の上空、
高度150m以上の上空、人口集中地区の上空 ※災害時の緊急用務空域(上空)は、
原則飛行禁止
2.飛行の方法 飲酒時の飛行禁止、飛行前の機体等の安全確認、他の航空機等への
衝突予防 危険な飛行禁止、日中での飛行、目視範囲内での飛行、人や建物・車から
30m以上の距離を確保、イベント会場での飛行禁止、危険物輸送の禁止、
物件投下の禁止 ※夜間飛行、目視外飛行、人などから30m未満の飛行、
イベント上空飛行 危険物輸送(農薬等)、物件投下(農薬散布、宅配便等)が
必要な場合は、国交省への 承認が必要
ドローンの活用
建設分野・・・・・ICT施工などの3次元測量として活用されている
農業分野・・・・・農薬散布等で活用されている
物流分野・・・・・最近、ニュースで紹介されていた離島や山間部などへの物資輸送
点検調査分野・・・インフラ点検や巡回警備など
上記以外でも活用されている事例はあるかと思います。
免許制度が導入見込みであることや空の交通整理や管制などが注目されていることから、
今後もドローンの活用は、拡がっていくと思います。
弊社として、ドローン導入にあたり、建設分野や点検調査分野ばかりではなく、
可能性の幅や視野を拡げ、様々な分野を開拓していきたいです。